2017年12月10日日曜日

Silurus Asotus

【世界ミニナビ】金正恩氏「ナマズ視察」は要注意…直後にICBM発射、兄暗殺とも奇妙な符合が
2017年12月10日 15時7分

産経新聞

ナマズは地震を引き起こすという俗説が日本にはあるが、北朝鮮では国際社会を揺るがす魚なのかもしれない。

「米本土全域を攻撃できる」と豪語する新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射する前日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長はナマズ養殖場を視察したと国営メディアで報じられた。実は、金委員長がナマズ養殖場を訪れると、なぜか決まって北朝鮮情勢が動くという奇妙なジンクスがある。

兄暗殺には沈黙



朝鮮中央通信は11月28日、金委員長が党幹部とともに新設されたナマズ養殖場を視察したと報じた。この養殖場では年間1200トンのナマズを生産する能力があるといい、金委員長は「ナマズをもらって喜ぶ人民の姿を思うと心が弾む」と語ったという。

翌29日未明、北朝鮮は火星15を日本海に向けて発射した。政府声明では、通常よりも高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」により、到達高度が過去最高の4475キロに達したほか、950キロ飛行して正確に目標水域に着水したと強調した。米本土全域が攻撃可能になったとして「国家核戦力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業実現」を高らかに宣言した。

金委員長は、核開発と経済建設を同時に進める「並進路線」を掲げている。ミサイル発射と「ナマズ視察」の時期を重ねてきたのはある意味、この並進路線を体現させたといえなくもない。

金委員長の「ナマズ視察」が伝えられた前後に北朝鮮情勢が動いたのは、今回が初めてではなかった。

今年2月21日、金委員長は別のナマズ養殖場を訪れたと朝鮮中央通信が報じた。これに先立つ2月13日には異母兄の金正男(ジョンナム)氏がマレーシア・クアラルンプール国際空港で暗殺され、国際社会は騒然となっていた。

もちろん、朝鮮中央通信は暗殺事件について一切触れず、沈黙を貫いた。

あの肝いり楽団も

2015年10月31日、当時第1書記だった金正恩氏は、平壌ナマズ養殖工場を現地指導したと報道された。この前日、朝鮮労働党政治局は、1980年以来36年ぶりとなる党大会を2016年5月に開くと発表していた。

党大会は「党の最高指導機関」と規定されていながら、父の金正日(ジョンイル)総書記の体制下では一度も開かれていない。

それを開かせた金正恩氏は、第1書記に代わる党最高位のポスト、委員長を新設し、自ら就任。自身の偶像化を進める契機とした。

さらに、15年12月12日にはこれまた別のナマズ養殖場を視察したと報じられているのだが、同じ日には中国・北京を訪れていた女性音楽グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が公演の中止を一方的に決め、突然帰国した。

この楽団は金委員長の肝いりで作られたガールズユニットだ。予定されていた北京公演は初の海外公演で、リハーサルまで行っていた。非礼を通り越して中朝関係の冷え込みを象徴する出来事となったが、以後、北朝鮮は中国のメンツを潰しても国際社会への挑発を繰り返している。

これらは偶然の符合にすぎないのか、それともれっきとした予兆といえるのか。

美食家に好まれる食材

朝鮮半島でナマズはポピュラーな食材だ。

韓国観光公社のホームページによると、17世紀、李氏朝鮮の時代に編まれた医学書「東医宝鑑(とういほうかん)」には、「体を温める性質があり、老廃物が汗や尿から排出されるのを助け、むくみを取る」との効用が記されている。

時代は下って半島は南北に分断されたが、韓国中部の山あいにある槐山(クェサン)郡では、名産の唐辛子とともに煮込むナマズのピリ辛鍋が有名。滋味を求めて訪れる美食家も多いという。

一方、食糧難にあえぐ北朝鮮では、金総書記の時代からナマズの養殖に力を入れてきた。金委員長には父の事業を受け継ぐことで自らの正当性を誇示しつつ、脂の乗ったナマズで人民に飢えをしのがせようという狙いがあるのかもしれない。

ちなみにナマズの学名“Silurus asotus”のasotusは、ラテン語で「放蕩(ほうとう)者」などを指すのだという。なんとも意味深長な単語ではないだろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/14009561/


ASOといえばフランシスコですね、わかります。(爆wwwwwwwwwww





、、、(爆wwwwwwwwww



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ナマズの婚約指輪