2017年10月17日火曜日

神戸製鋼所のアルミ材使用の英国の日立製高速鉄道の実運転初日にトラブル相次ぎ日本のものづくりが信頼性揺らぐ

「日の丸鉄道」発祥の地走る 日立製、英で実運転開始
2017/10/16 18:50

【ロンドン=阿部哲也】英国ロンドンで16日、日立製作所が生産する高速鉄道の実運転が始まった。ロンドンと各地を結ぶ都市間高速鉄道向けに合計866両を順次納入する大型プロジェクトだ。鉄道発祥の地で「日の丸鉄道」が根付くか。欧州連合(EU)離脱への懸念が広がる現地でも、日本の進出企業の代表格として日立の動向が注目を集める。



ロンドン市内で16日、記者団の取材に応じた日立の正井常務は実運転が始まった高速鉄道車両で神戸製鋼所のアルミ材を使っていることを明らかにした。車体の一部に採用しているが「英国の規格にあった試験を徹底しており、安全性には問題がない。日本のものづくりが信頼性を失うことがあってはならない」と強調した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22307940W7A011C1000000/

しかし・・・





2017.10.17 09:05更新
日立車両、初日にトラブル 英高速鉄道、遅延や水漏れの写真がSNSで拡散

英国で16日に営業運転が始まった日立製作所の都市間高速鉄道車両で、技術的な問題により最大数十分の遅れが出たり、水漏れが発生したりするトラブルが起きた。日立はツイッターで利用者に謝罪し「改善に取り組む」と誓った。

日立は技術的な問題の詳細を明らかにしていない。座席の上のエアコンから水が漏れ出る写真などがソーシャルメディアで拡散した。

車両だけでなく保守業務も担う日立は日本で培った定時運行のほか、車内の快適性もアピールしている(共同)
http://www.sankei.com/world/news/171017/wor1710170020-n1.html








資源のない日本から「ものづくり」が消えたら次は金融破たんでしょうな。(爆wwwwwww



5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

The Hitachi 800がUSO800と揶揄される日も近いのか



Hitachi high-speed trains make UK debut- Nikkei Asian Review
https://asia.nikkei.com/Business/Companies/Hitachi-high-speed-trains-make-UK-debut

ニダニダしい顔・・・正井 健太郎氏デスカ・・・



車体も一瞬「黒と黄?」と思うカラーリング。(実際は深緑と黒と黄?)

格安航空のモナークが破産申請
http://tokumei10.blogspot.jp/2017/10/blog-post_47.html

匿名 さんのコメント...

三菱重工|UH-60J 救難ヘリコプタ(海自)
www.mhi.co.jp › 製品情報 › 防衛
UH-60J 救難ヘリコプタ(海自). 救難任務にあたっている海上自衛隊のS-61の後継機種として,赤外線暗視装置や地形追随レーダを装備し,夜間や悪天候下でも安全に目標海域へ到達できる高い全天候能力を持つ双発ヘリコプタです。 米国シコルスキー社との ...

三菱重工|航空自衛隊の救難救助機UH-60Jの後継機に選定
www.mhi.co.jp/news/story/1011054996.html
Nov 5, 2010 - 三菱重工業が、航空自衛隊において現在運用されているUH-60J救難ヘリコプターの後継機として提案した「UH-60J(近代化)」が、このほど、防衛省により「次期救難救助機」として選定された。

匿名 さんのコメント...

破綻させませうさせませう

匿名 さんのコメント...

英の日立が製造した高速鉄道 初日からトラブル | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171017/k10011180671000.html

>遅れや水漏れの原因はすでに特定し、17日からは通常どおり運行されているということです。



どんな原因だったのか気になります

匿名 さんのコメント...

日立「英国高速車両」は、トラブル続出だった | 海外 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/193477
http://toyokeizai.net/articles/-/193477?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/193477?page=3

天井から水が流れ落ち、列車は大幅遅延
さかい もとみ : フリージャーナリスト
2017年10月19日

  10月16日にデビューした日立製英国向け高速車両「クラス800」。この上り一番列車が大きな混乱を引き起こした(レディング駅にて、筆者撮影)

「このたびのトラブルの件では、乗客の皆さまに大変なご迷惑をおかけした。申し訳なく思っている」。日立製作所の執行役常務で鉄道ビジネスユニットCOO(最高執行責任者)を務める正井健太郎氏が沈痛の面持ちで口を開いた。

10月16日、日立製作所が手がける英国向け高速車両が営業運転を開始した。地元の人々の期待を一身に受け華々しく登場したが、ロンドン行きの一番列車にトラブルが続出。そのデビューは苦々しいものとなってしまった。

英国では、主要幹線を走る長距離用車両の老朽化が著しく、順次新車へと更新する都市間高速鉄道計画(IEP)が進められているが、今回の日立製新車の導入はその先駆けとなる。
ロンドンの起点はパディントン駅

この日、営業運転が始まったのは「クラス800」と呼ばれる車両だ。日立は英国からIEPで更新される車両866両の納入および、現在から27年半にわたるメンテナンス事業を一括受注している。うち、最初の12編成は山口県下松市の同社笠戸事業所で生産され、現地に船で運ばれたが、残りの110編成は同社が2015年9月に運営を開始したイングランド北東部のニュートンエイクリフ工場で造られる。

新型車両は、この日からクラス800を導入した鉄道運行会社グレートウェスタン鉄道(GWR)に369両、ロンドンからスコットランド方面に延びる東海岸本線を運営するヴァージントレインズに497両、それぞれ納入されることが決まっている。

GWRのクラス800は「くまのパディントン」で日本でも広く知られるロンドンのパディントン駅を発着する。ロンドン発の一番列車は朝6時半過ぎ、多数のメディア関係者が見守る中、パディントン駅3番線へと現れた。出発を控えたプラットホームで、正井COOは「長い歳月を経て、このIEPの営業運転にこぎつけられたことは、われわれ鉄道に携わる者として誇りに思う。長期にわたる仕事の努力が報われ感無量」としたうえで、さらなる英国での受注に意欲を示した。


ロンドン・パディントン駅は、ロンドンとウェールズ南部、イングランド西部とをそれぞれ結ぶGWRの拠点駅となっている。GWRの路線はブリストルで2手に分かれるが、新型車両はそのうちのロンドンーウェールズ南部を結ぶ区間に使われる。

これまで使われてきた車両は、1976年に導入が始まった「インターシティ125」と呼ばれるものだ。125とは「時速125マイル(201km)で走れる」という特徴から名付けられたもので、非電化区間を走る列車では当時最高速を誇った。しかし今では、地盤が悪いのか、台車の作りの問題なのか、横揺れや縦揺れがひどく、車内で本を読んだり、パソコンのキーボードを叩いたりするのはとてもつらい。そのうえ、ドアの開閉はすべて手動で、停車駅を示すデジタル掲示板などの備え付けがない。一方で、鉄道会社にとっても、発車前に係員が車両を歩いて席が指定済みであることを示す短冊を座席の頭に付けて回る作業が強いられる。さらに行き先表示も「印刷された紙を毎回両面テープで貼る」仕組みとなっている。
速度は新幹線ほど速くない

今回の新型車両導入はあくまで「既存車両の更新」であって、スピードアップを図る目的で製造されたものではない。最高運転速度は時速201kmにとどまる。
「クラス800」車内で取材陣の質問に答える日立鉄道ユニットの正井健太郎COO(筆者撮影)

それでも、乗り心地など車内設備はインターシティ125と比べ格段に向上している。1編成当たりの乗客定員が約25%増加、ラッシュ時の輸送力を増強するほか、座席のシートピッチの拡大、荷物や自転車などが置けるラックの増加、一目で空席状況がわかるデジタル表示などが施された。

クラス800は、電化区間だけでなくディーゼル発電機の搭載で非電化区間への乗り入れもできる「バイモード」が最大の特徴だ。正井COOは「ディーゼルで走る従来車と比べ、加速性能が高い。今後電化区間が延伸すれば現在よりも所要時間が短縮する」と期待を寄せる。

ロンドンからの下り一番列車は予定どおり午前7時にパディントン駅を発車、順調にブリストルに向け走行を続けた。英国で交通アナリストとして活躍するサイモン・カルダー氏は乗り心地について「英国ではこれまでになかった素晴らしいもの。日本で新幹線に乗ったときのスムーズさを思い出す」とその性能に太鼓判を押した。

ところが、早朝6時にブリストルを出発した上りの一番列車では、発車時刻の遅れ、天井から水が流れ落ちる、バイモードの故障など、いくつものトラブルが発生していた。

クリス・グレイリング運輸相をはじめとする政府関係者などVIPのほか、地元のメディア、さらに多くの鉄道ファンらが乗り合わせたこの列車でのトラブルについて、正井COOは翌17日に実施されたイタリア・ピストイア工場でのメディア向け見学会の席上、「大きく分けて3つの問題が起きた」とあらためて説明を行った。

まず、ブリストル出発時に発車が20分ほど遅れたトラブルについてである。これは正井COOによれば、「トレインマネジメントシステムにかかわるもの」で、システムの立ち上げ時の設定に異なっている部分があったという。「問題は特定できたが復旧まで時間がかかってしまった」としている。

続いて、走行途中には、クーラーパネルから「滝のように」水が流れ落ちるトラブルが発生。英紙デイリーメール(電子版)は、乗客のラップトップがずぶ濡れになったと報じている。これについて正井COOは「空調の水冷に使う水の排水管の先端に逆流防止弁があるが、それがうまく働かなく、たまりすぎてあふれてしまったため」と説明する。

ただでさえ遅延を起こしていた一番列車に第3のトラブルが襲う。クラス800最大の武器ともいえるバイモード機能の「切り替わり」がうまく作動しなかったのだ。


非電化区間から電化区間への進入の際、走行中に無停車で「モードの切り替え」ができるはずが、パンタグラフが上がらず立ち往生してしまう事態となった。正井COOは、「バイモードの設定が間違っていたため、自動でモードが切り替わらなかった」と説明している。

以上のようなトラブルが重なった新型車両の一番列車は、最終的にパディントン駅に定刻の約40分遅れで到着。その影響で後続列車に大幅な遅れが出て、ダイヤが大混乱しただけでなく、先に起こっていた「水の落下」のため、一部車両では空調が停止しており、新型車両での快適な通勤を楽しみにしていた人々に対し、文字どおり「水を差す」結果となってしまった。
ロンドン・パディントン駅に入線した「クラス800」。40年ぶりの新車登場にスタッフたちは歓喜で沸いていたのだが(筆者撮影)

影響はさらに広がった。クラス800のウェールズへのお輿入れが延期となったのだ。ブリストルからの車両が折り返し、ウェールズの中心都市・カーディフに向かうはずの列車が一連のトラブルを受け、急遽キャンセル。ウェールズの鉄道ファンの間で失望が広がった。

GWRは30分以上の遅延に対し、支払い済み運賃の全額を返す補償サービスを行っている。この日、遅延や取り消しに巻き込まれた乗客は賠償請求ができるものの、新型車両の初乗りを楽しみにしていた人々にとっては「お金を返されても全然うれしくない」ことになってしまった。

今回のトラブルを巡っては、車両メーカーである日立が自ら、運行オペレーターおよび利用者に対し、事情説明と陳謝を行った。これは、GWRとの契約で車両のメンテナンスを日立が受け持っているという事情による。GWRはツイッターで「メーカーである日立の素早い対応に感謝する」という声明を発表している。なお、その後当該車両は運行に復帰し、営業運転2日目の17日は無事に終えることができた。
事業トップが動画でお詫び

上り一番列車のトラブルを受け、日立レールヨーロッパのカレン・ボズウェル社長は「計画どおりの運行とならず、オペレーターのGWR、利用客の皆さまには大変なご迷惑をお掛けした」と動画と文書で謝罪する事態となった。

日立はこの先英国で、スコットランド向け車両「AT200」に加え、イングランド西部などに投入される長距離車両「AT300(クラス802)」の納入を控えている。さらに「暑くて狭い」と不評なロンドン地下鉄の更新用車両への入札も行っている。同社によれば、営業運転までに行った5000マイル(約8000km)に及ぶ試験をトラブルなしで実施できていたという。にもかかわらず、トラブルは起きた。今回の一件を教訓に、安全・安定運行のために万全を期すことが、今後の日立の鉄道戦略にとって最優先の課題となる。